税務ニュースBLOG
- 2012.08.30
- 税制改正
復興特別所得税について
復興特別法人税は3年間の時限的な税ですが、復興特別所得税は2013年から2037年までの四半期に及ぶ長期的な税となっています。
個人に対して課される復興特別所得税の課税標準は、その年分の基準所得税額であり、復興特別所得税の額はその個人のその年分の基準所得税額に100分の2.1の税率を乗じた金額です。
また、法人に対して課される復興特別所得税の課税標準は、その法人の基準所得税額であり、復興特別所得税の額はその法人の基準所得税額に100分の2.1の税率を乗じた金額です。
復興特別所得税は源泉徴収に係る所得税の法定納期限までに納付しなければならないため、法定納期限は原則として所得税の徴収の日の属する月の翌月10日(納期の特例の場合は、7月10日および翌年1月20日)とされています。
源泉徴収税額の計算を行う場合、所得税と復興特別所得税の合計額を次の算式により計算することができます。
「支払金額 × 所得税の源泉徴収税率(%) × 102.1% = 合計税額」