税務ニュースBLOG
- 2021.04.05
- 漁業税務会計情報
水産物の輸出情報 2021年2月実績
令和3(2021)年2月の水産物の輸出は次のとおりです。
<水産物全体>
4万トン
166億円
<冷凍サバ・イワシ>
1.8万トン
19億円
主力商品であるサバ・イワシが水産物の輸出全体の11%を占めています。
輸出先はベトナムやタイなどのアジア向けが中心となっています。
サバ・イワシは、中東アフリカにも積極的に販路を開拓しており、近年ではガーナに1.5億円水準で安定して輸出しています。エジプトやナイジェリアにもサバ缶、イワシ缶で輸出しておりましたが、コロナ以降は取引が低迷しているようです。
日本の人口は減少していますが、世界の人口は爆発中で食糧需要は旺盛ですので、日本の成長戦略には水産物の輸出販路の開拓が有効となります。ノルウェーのような水産輸出大国となるには、これからなにをしないといけないのかを検討し、硬直化している制度設計の見直しが必要です。