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「確定申告書の見直し・確認について」-税務署からの文書が届いたら

所得税確定申告について、標題の「確定申告書の見直し・確認について」という文書が税務署から送られてくることがあります。

 

これは、確定申告書の作成を税理士に依頼せず、ご自身で行っている方に多いのですが、単純な計算ミスや、適用誤りがあった場合に、自主的に修正してくださいとの趣旨により送られてくる通知文書です。

 

平成26年度分の所得税確定申告については、そろそろ税務署内での確定申告の内容の形式チェックが行われ、明らかなエラーがある申告書については、この通知文書が送られてくる時期となります。
この通知文が届いた場合には、無視することなく必ず連絡先である税務署担当者に連絡することをお勧めします。
なぜなら、連絡すれば、単純な計算ミスの修正ですみますが、無視して1年間くらいほっておくと、税務調査(実地調査)に切り替わる可能性が非常に高くなるためです。
このような申告は白色申告が多いと思いますが、一旦税務調査に入られれば、帳簿の保存がなく、税務調査官による推計課税が行われることとなり、追徴税額が多額になることもあります。

 

「確定申告書の見直し・確認について」という文書が届いたら、くれぐれも無視せず、指摘箇所を担当者に確認し、自主的に修正しましょう。

 

税務調査についてご質問がある方は、池袋の大向税務会計事務所までお気軽にお問い合わせください

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